製造工程

伊達巻の製造工程を一部をご紹介します。

原料の解凍

原料となるスケソウダラ、イトヨリダイを解凍庫で解凍します。

解凍庫内は解凍後は一定の温度で保たれており、漁獲時の状態に極めて近い状態で解凍されます。

擂潰(らいかい)

昔ながらの石臼で原料をすり潰していきます。

ここでの作業が製品の良し悪しを決める事になります。

原料の状態やその日気候にも影響を受けるので、熟練の職人が日々混ざり具合を調整しております。

  • すり身をすり潰している様子

  • 出来上がった生地

  • 生地の検温の様子

加熱

生地を焼きます。生地の焼き具合を見ながら火力をこまめに調整します。
十分加熱されているか確認するために生地の温度を定期的に計ります。

巻き

自動巻き機に製品を一枚ずつ乗せ、「の」の字に巻き上げます。
これで伊達巻の形になります。

冷却

伊達巻を冷却庫に入れて冷やします。
十分に冷却されているか確認するために温度を計ります。

検査

ピロー包装をした伊達巻を金属探知機に通過させます。
この検査で金属の混入を防ぎます。
また、品質に問題がないか目視でも確認しております。

包装

すだれなど化粧包装をします。賞味期限と製造ロットを印字します。